フリーランスエンジニア4年で月44万→132万に上げた7案件遍歴と単価アップ4パターン

みなさんこんにちは!ヒロポンです!

今回は雑記枠で、自分の単価遍歴をガチで数字で出していく話!!

LinkedIn で同期の肩書だけ眺めて閉じる夜、ないっすか??「同期はモダンな環境で年収700万らしい、こっちは何で消耗してんだ」って3秒スクロールが止まる瞬間。俺もそういう夜は普通にあったし、独立直前の正社員時代は毎週末のようにそういうやつでした。

でも先に断っておくと、これ読んでるあなたの現場のしんどさは、本人の能力じゃなく**「動き方を知ってるか知らないか」**の差なんですよね。フリーランス4年で月単価60万税抜(月収約39.6万・0.6人月)から月132万(並行稼働合計)まで動いた7案件の数字を、4つのパターンで分解します。

俺自身、独立直後は「フリーランスってどうやって単価上げるの??」「交渉の仕方なんて分からない」状態だったので、結果論としての観察フレームワークを1個渡せればと思ってます。後ろの「失敗開示」で、短期で辞めた案件と事業縮小で単価が一時的に下がった話も書いた。

3行で結論:

  • 単価アップは 4パターンしかない(スキルレンジ拡張・税込→税抜の言い換え・リーダーポジ獲得・並行稼働)
  • 月132万は 1案件の単価じゃなく並行稼働合計(5社目0.4人月44万 + 7社目0.8人月88万)
  • 「ギラギラした営業力」は要らない、スキルを1段広げる → アピール → 上を提示 の地味な繰り返し
目次

単価カーブ要約 — フリーランス4年でどう動いたか

先に正直に書いておくと、4年の途中で月110万から月44万まで落ちた時期があります。5社目の事業縮小で稼働が0.4人月に落ちたタイミング。家のローン審査直前で、夜にパートナーと「これから生活どうしようか」を話した時期もあった。

それが今 月132万合計に戻ってる。どん底からの戻し方まで含めて書く前提で、まず数字の全体像から先に出します:

年次 主な案件 単価 / 月収 きっかけ
FL1年目(1社目4ヶ月→2社目前半) 60万税抜(月収39.6万・0.6人月)→ 月66万 1人月化
FL2年目(2社目後半→3社目) 69.3万 → 80万 フロント+サーバー両刀化
FL3年目(4社目10ヶ月) 88万 税込→税抜の言い換え交渉
FL4年目(5社目〜現在進行形) 110万、並行で月132万合計 リーダーポジ獲得+並行稼働発見

ここから4つのパターンに分解していきます。

パターン1: スキルレンジ拡張で「両刀」を作る(2→3社目)

フリーランス1社目(独立直後・4ヶ月)は TypeScript のフロントエンド一本で入りました。「フリーランスやるなら案件が多い TS」と腹を決めて、C# 出身ながら TypeScript に賭けたタイミング。0.6人月稼働で月収約39.6万円スタート。

2社目(独立から1年目後半・9ヶ月)に1人月化して月66万円スタートだったんですが、現場でフロントエンドだけじゃなくサーバーサイドも触り始めたんですよね。「どうせ触れるなら触っておこう」くらいの軽い理由で、設計レビューも自分から手挙げて入ってた。半年後の単価交渉で月3万円アップして69.3万円に。

んで、2社目を9ヶ月で抜けて3社目に移る時に、**「フロント+サーバー両方触れる人」**として徹底的にアピールしたら、月80万円で通った(独立から約2年目・3社目開始時点)。

ポイント:

  • スキルレンジを1段広げるのは現場で勝手にやればいい(資格や副業は要らない)
  • 「広げた」という事実を次の面談でアピールする
  • 直前の単価を1段上回る金額を自分から提示する

ん?こんなことで上がるの??って思うかもだけど、業界側にも「フロント+サーバー両刀化したエンジニア」のニーズが普通にあるので、広げた事実を言語化して提示するだけで上がります。広げた段階で営業力は要らない、現場で技術範囲を1段広げるだけ。VS2019 + .NET Framework 4.7.2 で C# 業務系を保守してる読者にも、現場で SQL も触る・運用設計も触るで「両刀化」は普通に作れるはずなんですよね。

パターン2: 税込→税抜の言い換えで基準単価を1段上げる(3→4社目)

ここがトリック1つで効くやつ。3社目(独立から2年目)が月80万円税込で受けてた状態で、4社目(独立3年目・10ヶ月案件)の交渉時に**「80万円税抜」(税込88万円相当)**で出したら通ったんですよね。

数字で見るとこう:

案件 表記単価 税込換算 実質アップ
3社目 80万円(税込) 80万円
4社目 80万円(税抜) 88万円 +10%

相手側からすると「単価としては80万円のまま」に見える上に、こちらは実質1割アップ。前案件の単価が同じ数字に見える構造で、心理的に断りにくくなる。これでこちらの基準単価が88万円に固定化されました(独立3年目時点)。

ただし欠点として、税込→税抜の言い換えは1回しか効かない。次の交渉では税抜ベースで前案件単価が見えてるので、また別パターンに切り替える。一度きりのトリックです。

業務SE目線で言うと、自分の単価表記を税込で出してた人ほど効くパターン。「自分は80万円で稼働中」を税抜で言い換えるだけで、次の面談がいい感じに進みます。

パターン3: リーダーポジを「言ったら通った」(5社目で月110万)

5社目(独立から3年目後半・現在進行形)が月110万円まで一気にジャンプしたんですが、これは交渉の中身がパターン1〜2と全然違いました。

この案件、最初からリーダーを探していたんですよね。エージェント経由で「リーダー候補ありますか?」って案件が降ってきて、面談でポテンシャルをアピールした上で**「110万円」**って自分から提示したら通った。

「リーダーポジ取りに行く」と言うと業務系の保守現場で4年やってるような人には心理的ハードル高そうに見えるんだけど、実際の交渉中身は地味で:

  • 設計レビューを書ける(2〜3社目で習得済み)
  • 後輩に説明できる(前職の経理4年半で数字説明は鍛えられてた)
  • ステークホルダーと話せる(半年営業やった経験+大阪出身でしゃべりに自信)

技術以外の素養を言語化して提示しただけ。「向いてないかも」と思っても言語化してみると、業界側の需要とかみ合うことが普通にあります。これで月110万円期に突入(独立4年目開始時点)。

ただし欠点として、5社目はその後事業縮小で稼働が0.4人月に減りました。月110万 → 月44万まで落ちる時期があったんですよね。ここで切らずに継続した判断がパターン4につながるんですが、その話は次。

パターン4: 並行稼働の発見で月132万に到達(6→7社目)

これが業務系の家族持ち層に一番効くやつ。月単価より、月収の天井を外す話。

6社目(独立から4年目・10ヶ月案件)が0.6人月の稼働だったんですよね。最初は「1人月じゃない案件があるんだ??」くらいの認識だったんですが、ここで気づいた:

  • フリーランス案件は1人月稼働が前提じゃない
  • 0.6人月、0.8人月、0.4人月の案件が普通にある
  • 稼働率を組み合わせれば、複数案件並行で月収を最適化できる

んで、5社目が事業縮小で0.4人月(月44万)に落ちた時期と、6社目0.6人月期間が並行で動いてた。1人月の枠を1案件に縛らず分散できるって気づいた瞬間でした。

そこから動きが変わって、7社目(独立4年目後半・現在進行形)を0.8人月稼働で月88万で取って、5社目0.4人月(月44万)と並行:

同時稼働 単価/稼働 月収
5社目 0.4人月 月44万
7社目 0.8人月 月88万
合計 1.2人月相当 月132万

これが現在の月収132万の正体。1案件で132万取ってるわけじゃなく、5社目+7社目の並行稼働合計でこんな感じになってます。年商換算で1200万超え(独立4年目時点)。

家族がいて家でコード書く余力がない状態でも、1社にフル稼働を縛り付けるより、0.4+0.8=1.2人月で月収を伸ばす方が現実的なんですよね。週末まで仕事を持ち帰る話じゃなく、平日の稼働を2案件に分散して合計1.2人月相当にする話。これだと無理しないで済みます。

エージェントに「0.6〜0.8人月の案件ありますか?」って聞くだけで、けっこう出てくる。「1人月の稼働を1社にぶち込む呪縛」を1回外すだけで、月収の天井が見える位置がいい感じに変わります。

失敗開示 — 短期で辞めた案件と事業縮小

ここまで上昇カーブだけ書いたけど、当然きれいな話じゃないです。リアルケース2つ。

1. 2社目を9ヶ月で辞めた(独立から1年目後半・3ヶ月キツかった)

2社目はフロントエンド一本で入って単価3万円アップしたんだけど、「サーバーサイドも触りたい」って欲が出て9ヶ月で抜けた。当時はけっこう不安で、3ヶ月くらいキツかった経験がある。「短期離脱で印象悪くないか??」「次の単価交渉で響かないか??」みたいな。結果論で言うと、スキルレンジを1段広げる時間と引き換えで、3社目以降の単価ジャンプが起きたんで、9ヶ月で動いた判断は正しかったです。

2. 5社目が事業縮小で月110万→44万に減った(独立3年目末・半年溶かした感)

5社目は最初の12ヶ月は1人月で月110万円期だったけど、その後事業縮小で0.4人月(月44万)に落ちました。月収が一時的に66万円減る衝撃で、「ここで切るか継続か」を半年くらい迷って詰まった。結果は継続を選んで、6社目→7社目との並行稼働で月132万に持っていった形。あの時切ってたら並行稼働の発見が無かったので、減ったまま継続して様子見るのもアリだと学びました。

まとめ — 単価交渉の正体は4パターンしかない

パターン きっかけ 単価変化(時間軸)
1. スキルレンジ拡張 現場でフロント+サーバー両刀化 2→3社目(独立2年目)で 69.3万→80万
2. 税込→税抜の言い換え 前案件80万円税込 → 次回80万円税抜 3→4社目(独立3年目)で実質+10%
3. リーダーポジ獲得 エージェント経由で募集ありの時に提示 5社目(独立3年目後半)で月110万
4. 並行稼働の発見 0.6/0.8 人月の自由度に気づく 6→7社目(独立4年目)で月132万合計

単価交渉って「ギラギラした営業」じゃなく、「スキルレンジ拡張 → アピール → 上を提示」の地味な繰り返しなんですよね。動き方を知ってるか知らないかの差で、性格的なハードルは低い。

「1人月の稼働を1社にぶち込む」呪縛を1回外す。広げる → 言語化 → 提示 のサイクルを回す。これだけで、業務系の C# 出身者でも月単価60万税抜から月収132万合計までは現実的なルートで届きます。再現は地味に可能です。

読んでいるあなたの現場の単価が低いとしたら、それは能力の問題じゃなく動き方を知らされてないだけだと思ってます。家族がいる状況で無理しないで稼ぐなら、並行稼働の発見が一番効く。

よくある質問

Q1. 月132万って、1案件で取ってるんですか?

A. 違います。5社目0.4人月(月44万)と7社目0.8人月(月88万)の並行稼働合計です。フリーランス4年目時点の話で、6社目で 0.8/0.4 人月の自由度に気づいたのが転機。1案件で132万を取ってるわけじゃなく、案件を複数持って稼働率を最適化した結果の月収です。

Q2. 単価交渉ってギラギラした営業力が必要ですか?

A. 要らないです。むしろ営業っぽい押しは要らない。やってることは「スキルレンジを1段広げる → それを次の面談でアピール → 1段上の単価を提示する」の繰り返し。単価は売り込みじゃなく、自分のスキル幅と直前案件の単価が押し上げます。地味な積み重ねの結果なので、性格的なハードルは低いと思ってます。

Q3. 税込→税抜の言い換えって本当に通るんですか?

A. 通りました。前案件80万円税込で受けてた状態で、次回80万円税抜(税込88万円)で交渉したら通った経験があります(独立3年目・4社目で到達)。前案件の単価が「数字としては同じ」に見える上に、実質1割アップになる構造で、相手も心理的に断りにくい。これでこちらの基準単価が88万円に固定化されました。

Q4. 並行稼働ってどうやって始めればいいですか?

A. まず「0.6人月」「0.8人月」の案件があるという事実を知るのが先です。多くのフリーランスは「1人月稼働で1案件」が当たり前だと思っていますが、現場側にも「1人月分の予算はないが0.6人月なら出せる」案件が普通にある。エージェントに「0.6〜0.8人月の案件ありますか」と聞いてみると、けっこう出てきます。これに気づいたのが6社目でした。

Q5. 正社員2年で独立、ってリスクなかったですか?

A. リスクはあったけど、正社員時代に「技術+α」(経理4年半・営業半年・SQL分析)の棚卸しを先に済ませたので、面談で技術以外の話で勝負できる状態にして出ました。詳細は別記事「正社員2年で独立した時に最初にやった3つのこと」に書いてます。

ここまでで4年7案件の単価カーブと交渉パターンは押さえた。独立直後の動き方や年商1200万到達までの行動パターンの記事も貼っておきます。

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