面談で『俺が入れば〇〇』と提示する技術アピール術 — フリーランス業務SE の単価交渉の核

みなさんこんにちは!ヒロポンです!!

今回は雑記枠で、フリーランス業務SE の 面談アピール術ガチで効くやつ!! の話。

「フリーランスの面談に出るんだけど、何アピールすればいいか分からない」「技術スペックを羅列しても相手の反応が薄い」「単価交渉のときに強気で言えない」って、独立直後の業務SE で詰まったこと、ないっすか??ん?技術力で勝負するんじゃないの??って思うかもだけど、面談では別の軸の方が効くんですよね。

結論から言うと、面談で単価が決まるのは技術の高さじゃなく 「俺が入れば〇〇」の言語化 です。俺はフリーランス4年で月単価60万税抜(月収約39.6万・0.6人月)から月132万(5社目0.4人月44万 + 7社目0.8人月88万 の並行稼働合計)まで上げてきましたが、面談で常に提示してきた『俺が入れば〇〇というメリット』のフレーム を3パターン蓄積してます。

連載「業務SE のキャリアアップ戦略」の フリーランスエンジニア4年で月44万→132万に上げた7案件遍歴と単価アップ4パターンC# 業務SE が『技術+α』を棚卸する3つの問い と直接接続する 集約点記事 です。この3フレームは前回までの記事の内容を 面談シーンの台詞に変換 する形なので、連載を順に読んでもらってる人にとっては「ああ、ここで全部つながるのか」となる回。

3行で結論:

  • 単価が決まるのは技術の高さじゃなく 「俺が入れば〇〇」の言語化(技術+αの提示力)
  • 3フレーム: ①スキルレンジ拡張 / ②業界・業務理解 / ③技術+α
  • 3フレームは 自分版に書き換える雛形 として使う(俺のテンプレを真似ても意味ない)
目次

俺の核フレーズ — 「技術+αをいかに提示できるかが大事」

正直に書いておきます。俺が4年で月単価60万→132万合計まで上げてきた中で、面談で意識してた核フレーズはこれ:

「技術+α をいかに提示できるかが大事ってこと。俺が入れば〇〇というメリットも提示できた」

「俺が入れば〇〇」を主語にして提示する。これだけで面談の温度感が変わるんですよね。技術スペックの羅列は「あるかないか」の二値で他のエンジニアと並列化されるので、単価が予算上限に張り付く。「俺が入れば、流通系の業務理解込みで仕様化フェーズから入れる」みたいに相手目線の提示にすると、相手が「これは即戦力だ」と判断して、単価交渉がいい感じに緩む。

4年で蓄積した3つのフレームを順次見ていきます。

フレーム1: スキルレンジ拡張アピール — 「両刀化」の提示

連載第2回 フリーランスエンジニア4年で月44万→132万に上げた7案件遍歴と単価アップ4パターン で書いた スキルレンジ拡張 が、面談ではこういう台詞になります。

俺の場合:

  • 2社目でフロントエンドだけ → サーバーサイドも触り始めた
  • 半年後の単価交渉で月3万円アップ(月66万 → 69.3万)
  • 3社目の面談で 「フロント+サーバー両方触れる」 をアピール → 月80万円通った

面談の台詞テンプレ:

「俺が入れば、フロントエンドとサーバーサイドのレビューが俺1人で完結します。チームの工数を1〜2割削れます」

業務SE 的なポイント:

  • 「両刀」のアピールは『2案件分の経験を1人で』と相手目線で言い換える
  • 直近案件で広げたスキルがあれば、それを次の面談で毎回提示する
  • 技術スペックではなく「相手の案件にどう貢献するか」の文型で

「単独で2系統触れる人を雇うコスト」を相手が想像できる形にすると、単価が動きやすい。

フレーム2: 業界・業務理解アピール — 流通系SIer 出身の即戦力提示

業界経験は 業務SE のフリーランスで最も過小評価されがちな資産 っす。俺の場合:

  • 流通系SIer時代の業務理解: POS / EDI / 在庫管理 / 仕入販売 / 商品マスタ / 在庫引当
  • 経理4年半の財務フロー読解: 仕訳 / 月次決算 / 売掛金管理 / 原価計算
  • これらを面談で1行ずつ言語化して「業務理解込みで仕様化から入れる」と提示

面談の台詞テンプレ:

「俺が入れば、流通系の業務理解込みで仕様化フェーズから入れます。要件定義の手戻りを5割減らせます」

業務SE 的なポイント:

  • 業界キーワード3つ + 業務フロー1行説明 の3点セットで提示
  • 「自分の業界は普通」と思っても、別業界のエンジニアから見れば貴重
  • 業界用語の運用経験は 即戦力としての即提示材料

俺は流通系SIer時代の業務理解を過小評価して、独立直後の面談で提示しなかった時期があるんですよね。3社目の面談で初めて「流通系の在庫管理ロジック分かります」と言ったら相手の反応が変わって、月単価80万に動いた経験があります。

フレーム3: 技術+αアピール — 連載第4回の集約点

連載第4回 C# 業務SE が『技術+α』を棚卸する3つの問い で扱った 3つの問いで棚卸した技術+α を、面談シーンの具体台詞に変換するフレームです。

俺の場合:

  • 経理4年半 → 帳票の読み込みが速い
  • 営業半年 → 客先折衝に慣れている
  • SQL分析 → 設計レビューにも入れる
  • 関西弁の大阪人しゃべり → 面談突破力 / 現場の温度感を緩める

面談の台詞テンプレ:

「俺が入れば、客先折衝・業務フロー設計まで一人称で動けます。エンジニア + ビジネス両側の話ができます」

業務SE 的なポイント:

  • 連載第4回(技術+α の棚卸し)で書き出した10個から、面談する案件の文脈に合う3個をピックアップ
  • 技術以外を3つ提示するだけで、他のエンジニアとの差別化が一気に進む
  • 俺が入れば」の主語で言い換える

書き出さずに面談に行くと、技術以外の話ができずに単価交渉が弱くなる。書き出して持ち歩く30分の差がいい感じに効いてくるんですよね。

なお、著者は 並行稼働での柔軟性(0.4〜0.8人月の幅) も持ってますが、これは面談での顧客向けアピールには使わない運用にしてます。顧客側は基本的にフル稼働の単一案件を前提に予算組みするので、「並行稼働の柔軟性」を前面に出すと逆に「片手間扱い」と捉えられるリスクがある。並行稼働の組み立て方は連載別記事で扱うので、今回の面談アピールは3フレームに絞ります。

  • 「うちは0.6人月でしか予算が取れない」みたいな相談が逆に持ち込まれる

ただし前提条件として、契約書の競合避止条項を確認・稼働率1.0以下キープ・両クライアントへの透明性、を死守するのが業務SE 鉄則っす。

3フレーム × テンプレ台詞表 — 自分版を作るための雛形

3つのフレームを表で整理したのがこんな感じ:

フレーム 俺の場合 面談台詞テンプレ
①スキルレンジ拡張 2社目フロント→3社目「両刀」で80万 「俺が入れば、フロント+サーバー両方のレビューが1人で完結します」
②業界・業務理解 流通系SIer + POS / EDI / 在庫管理 「俺が入れば、流通系の業務理解込みで仕様化から入れます」
③技術+α 経理4年半 / 営業半年 / SQL分析 / 大阪人 「俺が入れば、客先折衝・業務フロー設計まで一人称で動けます」

これは雛形で、読者の組み合わせに書き換える前提。俺のフレームをそのままコピペしても意味ないので、自分版を作る作業を後ろのチェックリストで支援します。

単価カーブと面談アピール変化 — 3年で3フレームを順次習得

俺自身、3フレームを最初から全部使ってたわけじゃないです。フリーランス3年目までの積み上げで順次習得した経緯がこれ:

フリーランス年次 案件 単価 / 月収 習得したフレーム
1年目(1〜2社目前半) 1社目: 月収約39.6万(0.6人月) / 2社目: 月66万 スタート (まだ技術スペック羅列)
2年目(2社目後半→3社目) 3社目: 月80万 フレーム①取得(スキルレンジ拡張)
3年目(4社目→5社目前半) 4社目: 月88万 / 5社目: 月110万 フレーム②取得(業界業務理解) / フレーム③取得(技術+α)

1フレーム = 1年の積み上げ で習得した感覚。読者も焦らずに1年で1フレームずつ拡張するスタンスでいい感じに進む。

俺の現場メモ — 5社目110万通った時の面談台詞

5社目の面談で「月110万円」を自分から提示して通った時、台詞はこれだった:

俺が入れば、リーダー候補としてフロント+サーバーの両刀化、業務フロー理解、客先折衝まで一人称で動けます。チームの工数を3割削れる前提で、月110万でお願いしたいです

ポイント:

  • 「俺が入れば」を主語に 3つのメリットを並列提示(フレーム①②③)
  • 「チームの工数を3割削れる」相手目線の数字 で経済効果を提示
  • 単価は最後に1行で言い切る(迷わずに数字を出す)

これは流通系SIer時代の業務理解 + 経理4年半の財務フロー読解 + 営業半年の客先折衝経験、の3つを面談前に書き出して から臨んだ結果です。書き出さずに臨んでたら110万は出せなかったと正直思ってる。

面談で陥りやすい3つの罠

面談アピールで失敗するパターンを3つ、先に開示:

罠1: 技術スペック羅列で終わる

「C# 7.3 / .NET Framework 4.7.2 / SQL Server 2016 が書けます」だけで終わるパターン。これは 二値評価(あるかないか)で他エンジニアと並列化されるので、単価が予算上限に張り付く。「俺が入れば〇〇」の主語に切り替えるだけで温度感が変わります。

罠2: 自分の業界経験を過小評価する

「うちの業界は普通だから」と思って業界キーワードを提示しない。これは業界キーワード3つ + 業務フロー1行説明を書き出して持ち歩くだけで解決。別業界のエンジニアから見れば貴重な資産っす。

罠3: 単価の数字を最後にぼかしてしまう

「俺が入れば〇〇」と提示できても、最後の単価提示で「100万くらいで…」と濁すパターン。「月110万でお願いしたい」と1行で言い切るのが業務SE の現実解。3つのフレームで提示メリットを並べた直後に、数字を迷わず出すと相手の反応がいい感じに変わります。書き出して持ち歩く準備の最後に「最終の数字」も1行用意しておくのを業務SE 鉄則に揃えるのが現実解っす。

自己診断チェックリスト — 自分版テンプレを作る3ステップ

面談1週間前に土曜の朝30分でできる作業:

  • フレーム①: 直近の案件で広げたスキルを1つ書き出す(例: フロント→サーバー両刀化、SQL→ストアド両刀化)
  • フレーム②: 自分の業界・業務領域の中で得意な3キーワードを選ぶ(例: 流通系 → POS / EDI / 在庫管理)
  • フレーム③: エンジニア前のキャリア・趣味・出身地から1つ選ぶ(例: 経理3年 / 接客5年 / 関西弁 / 英語)

3項目埋めたら、それぞれに 「俺が入れば〇〇」のテンプレ を当てはめて1文化する。これだけで自分版の面談台詞が3本完成します。書き出さずに面談に行くと技術以外の話ができずに単価交渉が弱くなる、というのを3年やって気付いた業務SE の現実解っす。

まとめ

場面 3フレームの使い分け
直近案件で広げたスキルを提示 ①スキルレンジ拡張
業界・業務領域での即戦力提示 ②業界・業務理解
技術以外の差別化ポイント提示 ③技術+α(連載第4回の棚卸しから3つピック)
面談台詞の主語 「俺が入れば〇〇」 で相手目線
単価交渉の最後 数字を1行で言い切る(迷わない)
自分版作成 3ステップ自己診断で30分1周

単価が決まるのは技術の高さじゃなく 「俺が入れば〇〇」の言語化 です。3フレームは 1年に1つずつ順次習得していけば、3年で著者と同じ水準に届く現実的なロードマップ。月132万(5社目0.4人月44万 + 7社目0.8人月88万 の並行稼働合計) という数字は、4年の積み上げ + 3フレームの順次習得の結果として組み上がってます。今日土曜の朝30分で自分版3フレームを書き出す、というのが本命の行動っす。

よくある質問

Q1. 面談で何をアピールすればいいか分からない時の最初の一歩は?

A. 「俺が入れば〇〇」を3つ書き出すのが最初です。技術スペックの羅列ではなく、「相手の案件にこの俺が入ったら何が変わるか」という相手目線の文。著者は3年で3つのフレーム(スキルレンジ拡張・業界業務理解・技術+α)を順次身に付けてきましたが、最初の1社目は単純に「フロントエンドが書けます」だけでした。それでも「俺が入れば」の主語で書くだけで面談の温度感がいい感じに変わります。

Q2. 技術スペックの羅列だけで面談に挑むとどうなる?

A. 単価交渉が弱くなって、相手の予算上限に張り付く結果になります。技術スペックは「あるかないか」の二値で評価されるので、他のエンジニアと差別化されにくい。俺の経験では、流通系SIer時代の業務理解 + 経理4年半の財務フロー読解 + 大阪人のしゃべり、を組み合わせて『俺が入れば〇〇』を提示するだけで単価が10〜20万円動くケースがありました。技術+αの言語化が単価アップの実体です。

Q3. 自分の業界経験を過小評価してしまう癖を直すには?

A. 「業界キーワード + 業務フロー理解 + 業界用語の運用経験」の3点セットで書き出すと過小評価が解けます。例えば流通系SIer出身なら、POS / EDI / 在庫管理 / 仕入販売 / 商品マスタ管理 / 在庫引当ロジック などの業界キーワードを3つ書き出し、それぞれの業務フローを1行で説明できれば、それは即戦力としての即提示材料です。「自分の業界は普通」と思っても、別業界のエンジニアから見れば貴重な業務理解です。

Q4. 単価を提示する時、最後に数字をどう言えばいい?

A. 「月◯◯万でお願いしたいです」と1行で言い切るのが業務SE の現実解です。フレーム①②③で提示メリットを並べた直後に、数字を迷わず出す。「100万くらいで…」と濁すと相手が予算下限で返してくるので、提示パターンと数字をセットで土曜の朝に書き出しておくのが面談前のルーチンになります。著者は5社目の面談で「月110万でお願いしたい」と提示して通った経験から、最後の数字も1行用意を業務SE 鉄則として揃えました。

Q5. 面談アピール 3フレームを自分版にカスタマイズする手順は?

A. (1)直近の案件で広げたスキルを1つ書き出す(スキルレンジ拡張)、(2)自分の業界・業務領域の中で得意な3キーワードを選ぶ(業界業務理解)、(3)エンジニア前のキャリア・趣味・出身地から1つ選ぶ(技術+α)。この3つを「俺が入れば〇〇」のテンプレに当てはめるだけで自分版が完成します。土曜の朝30分で1周できる作業で、面談1週間前にやっておくと当日の温度感が変わります。

ここまでで面談アピール 3フレーム・台詞テンプレ・自己診断は押さえた。連載の他の記事も貼っておきます。

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今回は 業務SE のキャリアアップ戦略 全8回のうちの1本です(連載順序は前後する slot 2 雑記枠ローテーション)。

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