「ハングリー精神」の正体 — 俺がフリーランス1〜2年目に自分に課した3つのこと

みなさんこんにちは!ヒロポンです!!

今回は雑記枠で、フリーランス独立直後の 「ハングリー精神」ガチで効くやつ!! の話。

「フリーランスでハングリー精神って言うけど、結局は若手の体力勝負でしょ??」「35歳の業務SE にはもう無理じゃない??」って思い込んでること、ないっすか??

結論から言うと、ハングリー精神の正体は3つの行動で、体力勝負でも若さ前提でもありません。35歳の業務SE でも無理なく続けられる、地味な行動の積み上げです。

俺自身、独立直後はこんな感覚でした(ガッツリハマったし、3年目以降も時々ハマる):

「私は2年で独立したので、色々な現場を見ておく必要があった。だからこれは嫌かもってのをなく、色々な現場の面談を受けまくった。受かってから選んだ。面談を受ける前から選ぶのはナッシング。この時はめちゃくちゃハングリー精神があった。」

このフレーズに含まれている「ハングリー精神」を3つの行動軸に分解すると、35歳の業務SE でも真似可能な構造になる:

  • 行動軸1: 案件の食わず嫌いをしない(事前判断で絞り込まず、面談まで進めて情報を増やす)
  • 行動軸2: 単価交渉を怠らない(半年ごとに棚卸して交渉材料を整える)
  • 行動軸3: 周りより価値を出す努力 + 顧客/チーム視点(単価超えの価値を意識する)

これらは徹夜や精神論じゃない。冷静に 「情報量 → 交渉材料 → 単価アップ」のサイクル を回す行動で、35歳でも35歳なりに続けられる。連載「業務SE のキャリアアップ戦略」の第1回第5回が個別行動の解説だったのに対し、今回は 「動機・スタンス」の軸 から連載をもう1段補強する話っす。

3行で結論:

  • ハングリー精神は体力勝負じゃない(35歳でも続く3行動の積み上げ)
  • 3行動軸: ①食わず嫌いしない / ②単価交渉怠らない / ③価値を出す努力 + 顧客/チーム視点
  • 3つ並列で回すから「情報量 → 交渉材料 → 単価アップ」のサイクルが回る(1行動だけだと偏る)
目次

「めちゃくちゃハングリー精神があった」の中身

正直に書いておくと、独立直後の俺がやっていた具体行動はこんな感じです:

  • 自分の軸を決めた(1社目から TypeScript と腹を決めた)
  • 正社員で働くのをやめた(人に評価されたくなかった)
  • 単価交渉を怠らなかった
  • 周りの誰よりも価値を出す努力をした
  • 常に顧客、チームのことを考えた

これを3つの行動軸に整理し直したのが今回の中心構造。「ハングリー精神 = 漠然とした気合い」じゃなく、3つの具体行動として書くと、35歳の業務SE にも真似可能な雛形になるんですよね。

行動軸1: 案件の食わず嫌いをしない — 情報量で勝負する

独立直後の俺の感覚をそのまま書くと、これが核っす:

「これは嫌かもってのをなく、色々な現場の面談を受けまくった。受かってから選んだ。面談を受ける前から選ぶのはナッシング。」

俺の場合:

  • 流通系SIer 時代から多種多様な業界の案件を見て回った
  • フリーランス1社目から TypeScript(C# 出身なのに)と腹を決めた
  • 2社目でフロントエンドだけだったが、サーバーサイドも触り始めた

ここから引ける教訓:

  • 「これは嫌かも」で事前判断しない(情報量が減るだけ)
  • 面談まで進めて話を聞く(業界知識が増える・人脈が増える)
  • 受かってから選ぶ(選択肢を持った上で判断する方が交渉力が高い)

35歳でもできる行動: 面談1本受けるだけで情報量は確実に増える。週末1時間の面談を月2本受けるくらいの負荷で、十分続けられる。「家でコード書く余力がない」業務SE でも、面談に出る30分は確保できるのが現実解っす。

ん?面談に出るだけで意味あるん??って思うかもだけど、面談で得られる情報(現在の単価相場・業界トレンド・自分のスキル評価)は、独立直後の業務SE にとって生きた市場データなんですよね。

行動軸2: 単価交渉を怠らない — 半年ごとに棚卸す

独立直後の俺の言葉から:

「自分のことが好きだし、自分はできると思っているから、今の単価は合っていないと思い続けた。単価交渉をしまくった(向こうからはうざいと思われたかもしれないが)」

俺の場合:

  • 2社目で半年後に単価3万円アップ交渉(月66万 → 69.3万)
  • 4社目で「税込→税抜」言い換え交渉(月80万税込 → 月80万税抜 = 88万税込)
  • 5社目で「リーダーポジ」アピールで自分から月110万円を提示

ここから引ける教訓:

  • 半年ごとに単価を棚卸す(直近で広げたスキルを書き出す)
  • 「今の単価は自分に合っていない」と思い続ける(マインドセット)
  • 交渉材料を準備して伝える(連載第2回・第5回参照)

35歳でもできる行動: 半年に1度、土曜の朝30分 で単価交渉プランを書き出す。徹夜は要らない、相手にしつこく言い続ける必要もない。半年ごとに1回、交渉材料を整えて伝えるのが現実解。

俺もうざがられたかもなと思いつつ、交渉してきました。遠慮して据え置きにする方が長期で見ると損、というのが4年やって気付いた現実です。

行動軸3: 価値を出す努力 + 顧客/チーム視点 — 単価超えを意識する

独立直後の俺の言葉から:

周りの誰よりも価値を出す努力をした」「常に顧客、チームのことを考えた

俺の場合:

  • 1社目から TypeScript(案件が多い言語で勝負する戦略判断)
  • 2社目でフロント+サーバー両刀化(スキルレンジ拡張)
  • 1〜2年目で炎上案件の鎮火に参加(リーダー的な動きで価値を出す)
  • 「俺が入れば〇〇」を面談で提示できる材料を日々の業務で蓄積

ここから引ける教訓:

  • 「単価分の仕事」じゃなく「単価超えの価値」を意識(1.5倍くらいの目線)
  • 顧客の業務理解・チームの動き方に投資(技術以外の素養)
  • 半年ごとの単価交渉材料は日々の積み上げから出てくる

35歳でもできる行動: 「自分の単価の1.2〜1.5倍の価値を出す」意識を持つだけ。徹夜じゃない、設計レビューで一言貢献する・後輩の質問に5分時間を取る・議事録を進んで取る、レベルの行動で十分。コツコツ積み上げた『俺が入れば〇〇』材料が、半年ごとの単価交渉で効いてくる。

3行動軸 × 俺の場合 × 読者への問いかけ

3行動軸を表で整理すると、こんな感じになります:

行動軸 俺の場合 読者への問いかけ
①食わず嫌いしない 流通系SIer時代から多種多様な業界の面談を受けまくった / 1社目から TypeScript の戦略判断 直近1ヶ月で面談に出た回数は?
②単価交渉怠らない 2社目で半年後に+3万円交渉 / 4社目で「税抜→税抜」言い換え交渉 半年以内に単価交渉した回数は?
③価値を出す努力 1社目から TypeScript / 1年目で炎上案件鎮火参加 今月「単価超えの価値」を意識した行動は?

3つを 並列で回す のが本命の話っす。1つだけだと偏った結果になる。

単価カーブと行動軸の対応 — 6年で月44万→132万の積み上げ

俺自身、6年で月44万 → 132万合計(並行稼働合計)まで動いてきた背景に3行動軸が積み上がっています:

年次 単価 / 月収 主に効いた行動軸
1年目(1社目4ヶ月) 1社目: 月収約39.6万(0.6人月) ①食わず嫌いしない(TypeScript 戦略判断)
2年目(2社目9ヶ月) 月66万→69.3万 ②単価交渉怠らない(半年後+3万)
3年目(3社目→4社目) 月80万→88万 ②税込→税抜交渉 + ③両刀化の価値
4年目(5社目) 月110万 ③リーダーポジ提示の価値
5年目(5社目縮小→6社目) 月44万 + 月70.4万 = 月114.4万 ①縮小オファー切らない + 並行稼働
6年目(5+7社目) 月44万 + 88万 = 月132万合計(並行稼働) ③並行稼働で稼働率最適化

1〜2年目で3行動軸を回し始めて、3年目以降は積み上げで単価が動く構造。ハングリー精神は1〜2年目の助走、その後は3行動軸の積み上げが利息を生むのが業務SE のキャリアアップの現実解っす。

ハングリー精神で陥りやすい3つの罠

ハングリー精神を勘違いしやすいパターンを3つ:

罠1: 体力勝負と勘違いする

「ハングリー精神 = 徹夜 + 過労」と思い込んで、35歳の業務SE が「もう無理」と諦めるパターン。実体は冷静な行動の積み上げで、徹夜も精神論も要らない。家でコード書く余力がなくても、面談1本・単価棚卸し30分・日々の単価超え意識、で十分回ります。

罠2: 一時的なバズで燃え尽きる

独立直後に「1〜2年目で結果出さなきゃ!」と過度に飛ばして3〜4年目で燃え尽きるパターン。3行動軸は半年ごとのサイクルで回す。スプリント勝負じゃなくマラソン、というのが業務SE のキャリアの現実です。

罠3: 3行動軸のうち1つだけに集中する

食わず嫌いだけ直そう」「単価交渉だけしよう」と1つに集中するパターン。情報量だけ増えても交渉しないと単価は動かない、交渉だけしても価値が伴わないと通らない、価値だけ出して交渉しないと据え置きで燃え尽きる。3つ並列が現実解っす。

自己診断チェックリスト — 自分の1〜2年目の3行動を書き出す

土曜の朝30分でできる作業:

  • 行動軸1: 直近1ヶ月で 面談に出た回数 は?(0回なら食わず嫌い気味のサイン)
  • 行動軸2: 半年以内に 単価交渉した回数 は?(0回なら据え置き思考に陥っているサイン)
  • 行動軸3: 今月 「単価超えの価値」を意識した行動 は何個ある?(思いつかなければ視点不足のサイン)

3項目のチェックは 「自分の1〜2年目の現状把握」。3つとも0なら3行動軸を回せていない、1つでも実行できていれば積み上げのスタート地点に立てている。「自分のハングリー精神は今どこか」を半年ごとに振り返るのが業務SE 鉄則です。

俺の現場メモ — フリーランス1〜2年目を振り返って

俺自身、独立直後の2年間で 3行動軸を回した実感 はあります。ただし最初から「3行動軸」と整理して動いていたわけじゃなく、結果論で振り返って見えてきた構造

特に効いたタイミング:

  • 1社目:食わず嫌いせず TypeScript に賭けた判断(C# 出身の安全圏を抜けた)
  • 2社目:半年後の単価交渉(うざがられるかもと思いつつ伝えた)
  • 3〜4社目:価値を出す努力の積み上げ(フロント+サーバー両刀化、業界知識の言語化)

この3つが1〜2年目の助走になって、3〜4年目以降の単価アップに繋がった。ハングリー精神は1〜2年目の利息生成期間で、その後は積み上げが効く構造。35歳から独立する業務SE も同じパターンで動けるはず、というのが俺の現実解っす。

まとめ

行動軸 概念の核 35歳でもできる具体行動
①食わず嫌いしない 情報量で勝負する 月2本の面談に出る(週末30分)
②単価交渉怠らない 半年ごとに棚卸す 半年ごとに土曜30分で交渉プラン
③価値を出す努力 単価超え1.5倍を意識 設計レビュー一言貢献・後輩フォロー5分
3つを並列で回す 偏らない 情報量 → 交渉材料 → 単価アップのサイクル
半年ごとの自己診断 振り返り 3項目チェックリストで現状把握
1〜2年目で助走 利息生成期間 結果は3〜4年目以降

ハングリー精神の正体は 「3つの行動軸を並列で回す」 ことで、徹夜や体力勝負じゃない。35歳の業務SE が独立する場合も同じパターンで動ける現実的なロードマップ。6年で月44万 → 132万合計(並行稼働合計) という数字は、1〜2年目で3行動軸を回した助走 + 3〜4年目以降の積み上げの結果として出てきます。今日土曜の朝30分で 3項目チェックリスト をやってみる、というのが本命の行動っす。

よくある質問

Q1. ハングリー精神って体力勝負ですか?

A. 違います。体力勝負でも若さ前提でもない3行動として言い直せます。俺の場合、フリーランス1〜2年目に意識した3行動は(1)案件の食わず嫌いをしない、(2)単価交渉を怠らない、(3)周りより価値を出す努力 + 顧客/チーム視点。これらは35歳でも無理なく続けられる地味な行動で、徹夜や精神論じゃない。むしろ「事前判断で絞り込まず情報を増やす」「半年ごとに単価を棚卸す」「単価超えの価値を出す」という冷静な行動の積み上げです。

Q2. 案件の食わず嫌いをしないって、どこまで受ければいい?

A. 面談まで進めて情報を増やすのが基本です。俺は流通系SIer 時代から多種多様な業界・技術スタックの面談を受けまくって、受かってから選びました。判断軸は「面談前は全部受ける・面談後に選ぶ」。技術スタックが自分の主軸と全く違う場合でも、面談で話を聞くだけで業界知識が増えるので情報価値はあります。「これは嫌かも」で事前判断すると、選択肢が狭くなって単価交渉力も落ちます。

Q3. 単価交渉ってどのタイミングでやるべき?

A. 半年ごとが基本です。俺の場合は、2社目で半年後に単価3万円アップ交渉(66万→69.3万)、4社目で「税込→税抜」言い換え交渉(80万→88万)と、半年〜1年単位で交渉してきました。「半年経ったら棚卸して交渉材料を整える」のが業務SE 鉄則。「自分は今の単価に合っていない」と思い続けること自体がハングリー精神の本体で、価値を提示できる材料を半年単位で増やすのが現実解です。

Q4. 「単価超えの価値を出す」って具体的にどう?

A. 「単価分の仕事」じゃなく「単価超え1.5倍の価値」を出す意識です。俺の場合は、1年目でリーダー的な動きをして炎上案件の鎮火に参加した、というのが「単価超え」の具体行動でした。「自分の月単価が80万なら、120万くらいの価値を出す動きをする」と意識すると、自然と顧客・チーム視点が育ちます。半年ごとの単価交渉で「俺が入れば〇〇」と提示する材料も、この日々の「価値超え」の積み上げから出てきます。

Q5. 1〜2年目に1つの行動軸に集中するのと、3つ並列にやるのはどっち?

A. 3つ並列が現実解です。1行動だけに集中すると、(1)食わず嫌いだけ直しても単価が動かない、(2)単価交渉だけしても価値が伴わなければ通らない、(3)価値だけ出して交渉しないと単価据え置きで燃え尽きる、という偏った結果になります。3つを並列で回すから「情報量 → 交渉材料 → 単価アップ」のサイクルが回って、6年で月44万→132万の積み上げになります。

ここまでで「ハングリー精神」の正体・3行動軸・自己診断は押さえた。連載の他の記事も貼っておきます。

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